星読みは、星たちとのおしゃべりです。

ちょっとだけ耳をすませば、
星たちは、ちいさな言葉を語りはじめます。

星たちの物語が、
やさしさの種となってくれることを願っています。

～　今日のホロスコープから読みとる、星たちのメッセージと詩　～

<2024.05.18星読み>

　今日の星のこころです。

　月は乙女座からのちに天秤座へ移動します。

　乙女座は他の人の役に立つように、自己中心性から全体性を目指して自身を変えていきます。植物の種を来年のために、選り分ける作業のような特徴です。乙女座の月は、細かい観察や分析をし、他の人の役に立つように、目の前のことを丁寧に取り組むことで安らぎます。魚座の海王星と対面することで、とめどなく広がるエネルギーを受けています。
また乙女座の月は、天王星（気づき）つぎに太陽（目的）そして木星（広がり）と、牡牛座にいる星々から、しっかりとした土台を求め、安定性に安心感を感じるような支援を受け取っていきます。

　そのあと19時半前に、月は天秤座へ移動します。天秤座は周りと広く関わり、調和することを重視します。他者との関わりとは限らず、芸術や科学など何かと関係しながら、調和の中での自分らしさを見つけていこうとします。

　天秤座の月は、水瓶座の冥王星から、すべての人にとっての愛や自由を追求するエネルギーの援助を受けます。

　世界の一部であるわたしが世界のすべてでもある不思議の中に生きているようなイメージです。



　わたしたちはここに在るすがたを保ちながらも、その内部ではさまざまな変換がおこなわれています。いうまでもなく、わたしたちが食べて出してをくりかえすのはたえず身体をつくりかえるためであって、おいしい食べ物をただ通過させるためではありません。そしてわたしたちが手放したものは、つぎに誰かや何かの一部となります。わたしたちがここに見ている呼吸や身体は誰かのための贈り物であり、また同時に誰かから受けとった贈り物でもあるといえるかもしれません。すべては循環するいのちの瞬間の表現であり、けっして途絶えることのないつながりの表現です。

　さまざまなことをするためにわたしたちは身体を用いることができます。いわゆるすぐれた行いをすることもできれば、特別な成果をあげることもできるかもしれません。わたしたちが身体をひとつの個人的な存在と見なすのであれば、自らが行ったふるまいは自分のものであり、別の誰かのものではないと考えるかもしれません。でも、たえまなく変化するわたしたちの身体はつねに一瞬の存在にすぎず、わたしたちは瞬間ごとに自分を他人とし、他人を自分としています。ほんとうに科学のとおりに見るのなら、わたしたちのあらゆるふるまいは限られた自分だけのはたらきではなく、宇宙のすべてと共に成しているはたらきといえます。

　わたしたちはきっと、自らを愛することができます。誰よりも自らを愛することができます。でも、自らを見つめるとき、それはすべてのものに向けられた愛とひとつです。わたしたちが深く自らを愛し大切にすることは、誰をも愛でつつみこむこととひとつです。わたしたちの頭が望もうと望まざろうと、わたしたちのいのちはそれを成しています。どんなにむずかしいと考えたとしても、すべての瞬間に、わたしたちのいのちはあらゆる存在とのつながりを可能としています。

　わたしたちの内側にはすべてに向けられる大きな愛が広がっています。わたしということばは、すべてのものに向けられた大きな愛で満たされています。

世界を循環する原子分子が
ひとときわたしのからだを形作り
まためぐってゆく
世界のすべてを運び入れ
わたしのすべてを運び出しながら
すべてがひとつでありながら

オポジション「乙女座から天秤座へ移動する月　✕　魚座の海王星」
トライン「乙女座から天秤座へ移動する月　✕　牡牛座の太陽と天王星と木星」
→トライン「乙女座から天秤座へ移動する月　✕　水瓶座の冥王星」

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