毎日の星読み 2023年08月24日

<2023.08.24星読み>

 今日の星のこころです。

 月は蠍座から、のちに射手座へ移動します。蠍座は、ゆっくり関係を深めていく象徴です。蠍座の月は、大切な何かと一体となるために、今までの自分の一部を消しながら内側にある見えない世界をとことん集中して探求することで安らぎます。

 蠍座の月の想いは、海王星の支援を受けて広がり、冥王星の支援を受けて深まります。
乙女座の火星と魚座の海王星は対面しており、細かい観察や分析をし、他の人の役に立つように、目の前のことを丁寧に取り組むことで高まる生命力と、あらゆる人がいるということに思いをはせ、人の心が満たされ、穏やかであるように見守る想いは、エネルギーを高めあっています。蠍座の月は、火星と海王星の間で緩衝しています。

 そのあと17時頃に、月は蠍座から射手座へ移動します。

 射手座は自由を求めて上へ向かい、現状を越えていこうとします。広い世界へのあこがれをもち、全体性を知ることを求め、ここではない未来に向かって飛び立ちます。

 射手座での上弦の月です。上弦の月は月がふくらんできています。月は乙女座の太陽のエネルギーを受けて、満月を目指してさらに成長し勢いをつけていきます。

 5時頃から水星は逆行を開始しています。人との関わりの中で美しかった過去を確認しにいきます。

 丹精を込めた広大な畑から、ひとつひとつを収穫していくようなイメージです。



 カラフルなプラスチックの円筒状のビーズをならべてアイロンで溶かし固めれば、キーホルダーやちょっとした飾りをつくることができる、というおもちゃがあります。いわゆるモザイク画とおなじしくみで、ひとつぶひとつぶを見れば、黄色や青色、赤色といったシンプルなビーズにすぎないものの、それが組合わされていくことによって、わたしたちはそこに猫であったり、熊であったりと、さまざまに表現される絵を見ることができます。

 生命科学者である柳澤桂子さんは、著書『生きて死ぬ智慧』で、般若心経の解釈を原子という視点から一元的にとらえて現代語に訳されています。わたしたちのすべてが原子によってつくられていて、本質的にはどんなちがいもなく、わたしたちはその密度の濃淡を見るところにちがいをあたえているにすぎない、と。

 物や形とおなじように、わたしたちは、あらゆる瞬間のさまざまな経験についても、本質にはないちがいを見ようとしているかもしれません。瞬間を瞬間としてではなく、気ままに思い描いた過去や未来を複雑にむすびつけて、特別な意味をつくりだそうとしているのかもしれません。ひとつぶのビーズではなく、モザイクの出来を気にしてしまうのかもしれません。けれども、じっさいには、わたしたちはどんな瞬間を通じても、描かれた絵を見ることはできません。今の瞬間にあるものは、いつでもひとつぶのビーズという瞬間だけだからです。

 あらゆる瞬間にもたらされるひとつぶずつのビーズは、いつでも豊かな実りです。そして、その実りはいつでも瞬間のものであり、別のときにはまた別の瞬間の実りです。わたしたちは、そこにちがいを見るかもしれません。わたしたちは、そこに何ひとつ変わらない輝きを見るかもしれません。

ひげの一本はひとつの粒をふくらませる
とうもろこしの豊かな実り
どのひと粒にもあるひげの庇護

小三角「蠍座から射手座へ移動する月 × 山羊座の冥王星 × 魚座の海王星」
セクスタイル「蠍座から射手座へ移動する月 × 乙女座の火星」火星×海王星を月が調停
→スクエア「蠍座から射手座へ移動する月 × 乙女座の太陽」上弦の月
水星は逆行を開始