毎日の星読み 2024年02月29日

<2024.02.29星読み>

 今日の星のこころです。

 12時すぎに、月は天秤座から蠍座へ移動します。蠍座は、天秤座で広く周りを見て見つけたものとゆっくり関係を深めていく象徴です。大切な何かと一体となるために、今までの自分の一部を消しながら内側にある見えない世界をとことん集中して探求します。

 蠍座の月は、水瓶座の冥王星から、すべての人にとっての愛や自由を追求するエネルギーをあたえられます。

 確かなゆるがないものを見つめるようなイメージです。



 わたしたちはたくさんのことを知っているかもしれません。けれども、わたしたちにとってほんとうにたしかなもの、また、ほんとうに欠くことができないものに想いをめぐらすとき、そのこたえをあたえてくれるものはそこにあるのだろうかという気もします。

 たとえばひとつの花瓶があるとき、わたしたちはその中身が空洞であることを知っています。そしてもちろんのこと、空洞は花瓶の中と外につながっています。わたしたちは、一見、そこに中の空間と外の空間があるかのように考えるかもしれません。でも、じっさいには空間をふたつに分けることはできません。ふたつの空間があるというのは、ただ、わたしたちの思考の見かたにあるようです。

 わたしたちが自らを見つめるときもまた、わたしたちは、わたしという閉ざされた何かがあるのではないことを知っています。自分というそれぞれの身体に多くの関心を抱くことはあっても、わたしたちは身体だけでできているのではなく、身体とつながりをもったさまざまな出来事や関係性のすべてで形づくられていることを知っています。だからほんとうは、わたしたちが内側を見るときも、分けることができない空間のように、外側とひとつのものを見ているのかもしれません。たとえ今、わたしたちが身体の内側だけをわたしと見ているのだとしても、それと全く同じまま花瓶の外と中をつなぐ空間のように、内側と外側のすべてをふくむ全てをもってしてわたしと見ることもできるのかもしれません。

 わたしたちが宇宙の1点ではなく全体というひとつであるなら、わたしたちはあらゆる1点のよろこびをよろこび、あらゆる1点を愛で満たす愛になることができるように思います。そしてそれはまた、わたしという1点の輝きを何より大切にすることの大切さでもあるようです。

両手のひらにずっしりと文旦
寒さの中であつめた
陽のあかるさ

スクエア「天秤座から蠍座へ移動する月 ✕ 水瓶座の冥王星」