毎日の星読み 2024年07月09日

<2024.07.09星読み>

 今日の星のこころです。

 月は獅子座からやがて乙女座へ移動します。

 獅子座の月は自分の感情をストレートに表現し、創造力があり、惹きつける肯定的なエネルギーです。獅子座の月は、牡牛座の天王星から、しっかりとした土台を求め、安定性に安心感を感じることで、気づきを与えるエネルギーを受け取ります。

 そのあと23時前に、月は乙女座へ移動します。

 乙女座の月は、細やかな心で目の前のことを丁寧に取り組むことで安らぎます。

 見ている世界にキラキラと音がするようなイメージです。



 たとえばわたしたちは風を目に感じることができます。部屋のカーテンがゆれるのを見たり、木の枝がしなるのを見たり、水面をゆらす波を見たり……。また、わたしたちは音をたよりにさまざまな動きを感じることができます。目をとじて聞こえてくる音に耳をすませば、その音を生み出しているさまざまな動きが音のなかに見えてきます。通り抜けてゆく車や自転車、歩いている人、電線にとまってさえずっている小鳥もあれば、飛び立ってゆく小鳥たちのすがたも見えてきます。

 では、わたしたちは、世界がきらめく音を見ることもできるでしょうか。美しく豊かな響きを見ることができるのでしょうか。もちろん、言葉の表現のままに、わたしたちは音を見ることはできません。けれども、世界がきらめく音を見ることができることを、そしてそれはまた、目にうつるそのままを見ることでもないことを、わたしたちは誰もが知っているような気がします。

 世界のさまざまな表現に内在する輝きは、ほんとうは誰にもいつでもはっきりと聞こえる響きを奏でているのかもしれません。それでもなお、そこにふれることをわたしたちは発見と呼ぶのかもしれません。発見はふれることを可能としたよろこびでもあるかのようです。発見が再構築されるとき、それは詩を生み、絵画や彫刻となり、音楽をつくりだしてゆくのかもしれません。生み出されるもののさまざまは、輝きとのつながりを気づかせてくれるのかもしれません。

 じっさいのところ、わたしたちはたえず変化するさまざまな原子や分子の集まりを、このうえなく精緻な詩として、絵画や彫刻として、音楽として世界をつくりだしています。もちろんそれは鉛筆とノートで書かれるものでも、絵筆やピアノを必要とするものでもありません。わたしたちがつくりだしている世界は、ある意味においては、わたしたちが気づかないままに形作っているものであり、発見よりも前にある、さいしょの輝きの再構築なのかもしれません。

 あらゆる輝きの響きはひとつのいのちでありながら、見るものを、聴くものを、触れるものを、感じるものを無限に、さまざまに生みだすことができるもののようです。柔らかいものも硬いものも、熱いものも冷たいものも、あらゆる表現を可能とする、無限の可能性ともいえるひとつであるようです。

 わたしたちはひとつのいのちとして、見えないものを見、聞こえないものを聞き、触れられないものに触れているのかもしれません。世界がきらめく音を見るとき、わたしたちは外側からそれに向かっているのではなく、内側からそれを感じているのかもしれません。

用意のととのったトマトは
赤く色づいてゆく
キラキラと音がするような輝度で
存在を示す

スクエア「獅子座から乙女座へ移動する月 ✕ 牡牛座の天王星」