毎日の星読み 2024年10月03日

<2024.10.03星読み>

 今日の星のこころです。

 天秤座新月です。天秤座は周りと広く関わり、調和することを重視します。他者との関わりとは限らず、芸術や科学など何かと関係しながら、調和の中での自分らしさを見つけていこうとします。

 4時前に、その天秤座の中で、月(無意識)と太陽(意識)が重なり、はじまり、誓いを立てるときを迎えました。水星もともにあり、表現力を受け取ります。

 また、蟹座の火星から、自分のテリトリーにある守るべきもののために力強く生きる生命力のエネルギーを受けています。

 外へ出るために、ドアを開けるようなイメージです。



 中世のイタリア、アッシジの聖フランチェスコにまつわる話があります。道を歩くなかある場所にあつまっていた小鳥たちに向かって、そのあたえられたいのちの素晴らしさを語り、そのいのちのためにあらゆる大きな愛のはたらきが行われていることを教えます。小鳥たちは逃げることもなく、首をのばしてその話にじっくりと聞きいり、また他の鳥たちもどんどん集まってきたといわれます。それから800年の時がたち、どれほどかたくさんの鳥たちがこの話を教え合ったことでしょうか。窓のむこうにさえずる鳥たちの声に、わたしたちも愛の歌を感じることができるかもしれません。

 わたしたちにとっても、大きな愛のよろこびを感じることは、きっと他の何にも代えがたいよろこびであるように思います。わたしたちは大きな愛のよろこびを願うことができ、その願いがあればこそ、わたしたちはそれを叶えることができるように思います。小さな手のひらを差し出せば、わたしたちはその手のひらを満たされます。大きく腕をひろげて差し出せば、その腕いっぱいが満たされます。

 わたしたちは手のひらにのったものだけを見て十分だろうかと考えるかもしれません。でも、わたしたちは、ほんとうは手のひらよりも、腕をひろげるよりも100倍も1000倍も満たすことができるのかもしれません。100倍も1000倍も満たされるとき、わたしたちは手のひらの中身に何を描くことになるでしょうか。鳥たちは空から地をながめ、きっと目に映るすべてを自分にあたえられた食べ物と感じることができるでしょう。そこでは自分のとりぶんを勘定することはなく、たくさんの鳥たちを呼び合って分かち合うことをいとも簡単にできるのです。

 わたしたちは赤ん坊のころ、言葉をしゃべり、おぼえたいと願っていたかもしれません。でも、今やわたしたちはその願いを満たすことを求めてはいません。自分を飾り立てるためではなく、今、わたしたちは愛の言葉を語ることを願うのであり、それがすべての人々や世界、あらゆる自然や多くのものごとをよろこびに満たすことを願っています。言葉の成しうるかぎりの大きなはたらきを願っています。

 わたしたちは自らの内側にどんな広がりをも抱くことができます。手のひらの小さな世界を描くこともできれば、ずっとずっと大きな世界を描くこともできます。ゆきつくところ、それは限りのない広がりさえも不可能ではないのかもしれません。そしてわたしたちがそれぞれの広がりに見るものは、同じ世界でありながら同じものではないのかもしれません。手に入れたい願望は、あたえたい願望へと移り変わってゆくのかもしれません。得られるかどうかという不確かさは、あたえられる確かさへと移り変わってゆくのかもしれません。

 愛という大きな限りのない願望へとむかうために、そのたしかなはたらきを生きるために、わたしたちは今いる場所のドアを開くことができます。

鳥のさえずりが聞こえる
窓をあける
聖フランチェスコの詩をはこんでいるのね
あなたの羽ばたきで
空は高く広くなる
透きとおるほど

コンジャンクション「天秤座の月 ✕ 太陽 ✕ 水星」天秤座新月
スクエア「天秤座の月と太陽と水星 ✕ 蟹座の火星」